チャンスメーカーの皆様へ、ニュースレター27号(2013年3月号)をお届けします。
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平素よりLiving in Peaceをご支援いただき、誠にありがとうございます。
ニュースレター第27号をお届けいたします。どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

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目 次

(1)寄付の状況 
(2)活動報告 ~2月交流会~
(3)教育プロジェクト冬合宿
(4)つくば愛児園の子ども達が撮った写真 2 ~葛西臨海公園~
(5)筑波愛児園の近況
(6)ロンドンだより
(7)LIPメンバーからのメッセージ

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(1)寄付の状況

いつもご支援いただきありがとうございます。2013年2月末の寄付の状況をご報告致します。

基本情報(括弧内は1月分)
寄付者数  351吊(347吊)
寄付金総額   8,873,000円(8,241,000円)
2月分の寄付金 632,000円(580,000円)




(2)活動報告 〜2月交流会〜

今月は、つくば市にあるJAXA(宇宙航空研究開発機構)を訪問しました。JAXAと言えば、みんな大好き『宇宙兄弟』。 当日の朝まで合宿だったため4時間しか寝ていないLIPメンバーも、心をときめかせて参加しました。

今回のプログラムは、ロケット発射時の音響体験とロケット実物の見学です。 

まずは会議室のような部屋に通され、案内のお姉さんから簡単な説明が。


「それでは、これからロケット発射時の音響体験をしていただきます!!《
と、おもむろにDVDが始まり、カウントダウン開始。

3.2.1 Lift off!

1,2,3,4,5,6,7,8 ぉぉぉおおおおーーおおおおお ばりっばりばりばりばり
おおおぉぉぉぉぉ・・・
・・・
・・・
・・・
あれ?

「いかがでしたでしょうか!? 合計で4回音を体験していただきます!!《

3.2.1 Lift off!
1,2,3,4,5,6,7,8、ゴォーーーーーおおおおお ばりっばりばりばりばり
おおおぉぉぉぉぉ・・・

・・・
・・・
・・・

後ろの席では、K君がなぜか終止爆笑していました。

音響体験で度肝を抜かれた私たちは、続いて博物館に移動。
実際に打ち上げられたロケット、人工衛星と同じものが展示されています。



さて、その姿ですが、こちらは行ってみてのお楽しみ。
国際宇宙ステーション「きぼう《モジュールの観測棟なども見られ、個人的には結構面白かったです。

つくばに施設のある子どもたちは別のプログラムで何度かJAXAに来たことがあるらしく、
テンション低めではあったのですが、帰り際には宇宙朊のレプリカの前で楽しそうに写真を撮っている姿が印象的でした。

帰りのバスでは宇宙食をほうばる子どもたちでした。



(3)教育プロジェクト冬合宿


2月23日と24日に、教育プロジェクト恒例の冬合宿を開催しました。場所は、つくばからアクセスのよい新守谷にあるデュープレックスセミナーホテルでした(一部のメンバーは翌日に愛児園の子ども達との交流会に参加するためです)。
 
今回の合宿の目的は、事業計画の策定でした。2013年の目標とそれを達成するための行動計画について、チームにわかれて集中討議しました。私たちにとって事業計画を作るのは初めての経験で、作成期限が翌週の理事会までという非常に追いつめられた状況で、史上最もヘビーな合宿となりました。事前準備から寝上足状態というメンバーも少なくないなか、昼夜をとわずに大激論が繰り広げられました。
 
記憶を頼りにタイムテーブルを紹介すると、ざっとこんな感じでした。
 
(初日)
12:00 集合
12:30-16:00 事前準備の発表
16:00-19:30 年間目標の決定
19:30-21:00 夕食
21:00-22:00 行動計画討議
22:00-25:00 打上げ
25:00-27:00 有志の延長戦(行動計画討議)
 
(2日目)
07:30-08:30 朝食
08:30-11:00 行動計画討議
11:00解散
(→一部のメンバーは愛児園の子ども達との交流会へ)


 
この合宿で、2013年末までにチャンスメーカー500人突破を目標とすることが決まりました。キャリアセッションチームでは、これまで開催してきた交流会に加えて、児童養護施設の退所者向けの奨学金事業の検討を開始することになりました。また、人事関係では、体制強化のために現状の約1.5倊となる35吊を目指すことがきまりました。(メンバー募集の詳細はこちら
 
もうひとつの新たな試みとして、頑張れば達成できそうなベース目標に加えて、順調に行けば達成できるだろうというコミット目標も設けました。そして、コミット目標が未達で終わった場合には、担当理事のクビが飛ぶことになっています。だからというわけではありませんが、メンバー一同、これまで以上に結果を出すことにこだわって、LIPの業務に取り組んでいきたいと思っています。これからも、応援をよろしくお願いします。
 
 (飯田)


(4)つくば愛児園の子ども達が撮った写真 
    ~葛西臨海公園~



2012年11月25日の交流会にフィールドエディター/ジャーナリストの佐藤慧さんを講師にお招きして子どもたちと一緒に葛西臨海公園で写真を撮りました。先月に引き続き、その時の子どもたちの作品を紹介致します。


いつも交流会に元気よく参加してくれる、おしゃれな中学生の子が撮った一枚です。写真に関心があるようで、光の具合が素敵な写真ですね。当日は沢山の写真を撮っていて、色彩のある花や面白い構図に着目していたようです。


 
ムードメーカーで、いつも楽しげに参加してくれる中学生の男の子が撮った一枚です。この写真は、目と目と鼻、の写真でしょうか。他にもハトやカルガモが気になったようで、カメラに数枚収めていたようです。
 


(5)筑波愛児園の近況


支援先の筑波愛児園の近況をご報告致します。

===
■移転新築について
平成25年9月末に移転新築が予定されている建物の場所や外観モデルをご紹介しています http://alturl.com/545yp
 


(6)ロンドンだより


今回は、イギリスの児童養護施設で生活する子どもたちの男女間のニーズの違いについてです。
 
子どもたちの抱える状況はひとりひとり様々ですが、男女の違いによって一般的な傾向があることが知られています。
 
たとえば、社会的養護を受ける男の子は女の子に比べて、何らかの非行行為が関わっているケースが多くあります。一方、女の子は男の子と比べ、両親の離婚などの家庭環境の変化からネガティブな影響を受けやすく、家庭における問題から逃れるために自ら社会的養護を選ぶケースがあります。また、女の子の場合には、義理の父親とのトラブルも散見されます。
 
親と生活することのできない子どもたちは、そうでない子どもたちの平均と比べて、メンタルヘルスの問題を抱えやすく、女の子には鬱や摂食障害、自傷行為などが目立ちます。一方、自殺は女の子よりも男の子の方に多い傾向にあります。
 
また、女の子は男の子よりも性的暴力に晒されやすく、施設内の子ども同士で問題が生じることもあります。中には売春行為に関わる問題に発展するようなケースも存在します。
 
こうした数々の問題は慎重な取扱いが必要で、子どもと同性の職員が対応することが適切なケースも多いと考えられます。子どもたちのサポートの現場では、男女差を考慮をすることが必要な場面が多くありますが、社会的養護の現場においてハイレベルの意思決定を行うポジションにはまだまだ女性が少なく、本来必要な配慮が十分になされていないとの声が聞かれます。
 
参考文献: Residential Child Care: Prospects and Challenges (Research Highlights in Social Work Series) 



(7)LIPメンバーからのメッセージ

皆様、はじめまして。

Living in Peace の土屋弘と申します。LIPにはもう1人同姓でベテランの土屋さんがいらっしゃるので、「ひー《と呼ばれています。
LIPに入って半年、遅めの新卒入社をして半年、プロポーズしてから約半年... 振り返れば、色んな事があった半年でした。
 
私が、LIPに入ったそもそものきっかけは、「自分にできることから、誰かに少しでも笑顔になって頂ける様な事がしたく、そのための手段として、働きながら活動できるLIPが最適《と考えたことです。
 
もともとは世界の貧困問題に目を向けて勉強しておりました。しかし、聖書にもある様な「隣人を愛する《、または「周りの人から幸せにできる《様な生き方をまずするべきだと多くの人との出会いから学ばせて頂きました。

その頃から「一隅一照《がいずれは日本、世界を照らす「一隅万照《に繋がるのではないかと考える様になり、今自分がいる環境でまずは足下を照らせる人間になろうと決めました。そう思って飛び込んだ児童養護施設で御話を伺い、働きながらできることがないか考えておりました。そんな折に尊敬する知人からLIPの話を聞き面白い人達が集う団体がある事を知り、見学をした上で参加する事を決めました。
 
入ってみて半年、お恥ずかしながら今の自分はまだLIPに全然貢献できておりません。皆様申し訳ございません。ただ、一照を灯し、前を駆ける先輩方の背中を見て、日々前進する勇気を、力を頂いております。早く、LIP、社会、日本、世界に貢献できる人物となれるよう、精進致します。

こんな素敵なメンバーと素晴らしい活動を共にする事ができて感謝感謝です。そして、それもChance Makerの皆様の応援ありきでございます。誠に有難うございます。未だ至らない所ばかりですが、先人達から学び、LIP共々精進致しますので、今後共ご支援のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。


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