チャンスメーカーの皆様へ、ニュースレター28号(2013年4月号)をお届けします。
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平素よりLiving in Peaceをご支援いただき、誠にありがとうございます。
ニュースレター第28号をお届けいたします。どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

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目 次

(1)寄付の状況 
(2)活動報告 ~3月交流会~
(3)筑波愛児園の子ども達が撮った写真 ~葛西臨海公園~
(4LIP代表 慎 × Teach For Japan 代表 松田悠介さん 対談イベント
(5)ロンドンだより
(6)LIPメンバーからのメッセージ

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(1)寄付の状況

いつもご支援いただきありがとうございます。2013年3月末の寄付の状況をご報告致します。

基本情報(括弧内は2月分)
寄付者数  359吊(351吊)
寄付金総額   9,553,000円(8,873,000円)
3月分の寄付金 680,000円(632,000円)

 

皆さまのご支援のおかげで、今月には寄付金総額が1,000万円を突破する見通しです。本当にありがとうございます。しかしながら、より多くの施設に活動を広げていくためにはさらに多くの寄付金が必要です。皆さまからの引き続きのご支援を、どうぞよろしくお願い致します。

 

(2)活動報告 〜3月交流会〜

私たちは、月に1度、筑波愛児園の子どもたち(中学生、高校生)との交流会を行っています。3月24日、まだ肌寒さの残るつくばで2012年度最後の交流会をしてきました。
 
前半は日本グッド・トイ委員会(http://goodtoy.org/act/act3.html)の方をお招きして、おもちゃを通じたコミュニケーションを学びました。子どもの安全性を考えつくられたおもちゃは、木のいい香りがして、あたたかみがありました。幼児向けのおもちゃだったため、元気いっぱいの中学生は、外に遊びに行ってしまう子もいれば、ゲーム機器で遊ぶ子もいたり、ほぼ自由時間になってしまいました。
 
でも、中にはおもちゃを使って豊かな創造性を発揮する子どももいました。交流会に参加する子どもたちにも様々な個性があって、大人はいつもそんな子どもの未知なる可能性に触れてどきどきしたりしています。



 
後半は、「振り返りの時間《として、一年間の交流会をムービーで振り返り、LIPから交流会に参加してくれてありがとうという気持ちを込めて、修了証とフォトブックを渡しました。楽しそうにムービーを眺める子どもたちの顔や、修了証を読み上げられているときの嬉しそうに照れている子どもたちの顔は、LIPメンバーの胸に深く残るものとなりました。この子どもたちの笑顔が活動の喜びのひとつかもしれないな、と思わされる時間でした。最後に皆でケーキを食べて和やかに会を締めくくりました。
 
帰りの電車の中で、今年度も笑顔がたくさんある交流会ができればいいなと思いました。(肥田)
 


(3)筑波愛児園の子ども達が撮った写真
    ~葛西臨海公園~


2012年11月25日に実施した愛児園の子どもたちとの交流会では、フィールドエディター/ジャーナリストの佐藤慧さんを講師にお招きし、子どもたちと一緒に葛西臨海公園で写真を撮りました。その時の子どもたちの作品紹介の3回目(最終回)です。


 
いつも芸術的なセンスを見せてくれる、中学1年生(男子)が撮った写真です。
普段は寡黙な様子の彼ですが、絵を描いたり、何かモノを作ったりするときに、そのセンスで私たちを驚かせることがよくあります。
猫もよい表情をしており、よくこんな近くで撮れたものだと感心します。
 
 
2枚目は、おしゃれな中学2年生(女子)が撮った写真です。
彼女はいつも、クールな感じで参加しているのですが、例えば、電車の中で席が空くと、「座ったら?《と男の子に教えてあげるような、面倒見のよい面があります。この写真は構図を考えて撮ったようで、最近のファッションなのかもしれません。(小野)

 

(4)LIP代表 慎 ×Teach For Japan代表 松田悠介さん 対談イベント


来たる4/20(土)に、Living in Peace代表の慎と、定非営利活動法人Teach For Japan代表の松田悠介さんとの対談イベントを実施致します。
 
「子どもの教育機会の均等《と「社会問題の解決をめざす働き方《を中心に2人が対談を行い、松田さんにはご自身の新著『グーグル、ディズニーよりも働きたい「教室《』についても伺おうと考えています。
 
Teach For Japan(以下、TFJ) は、ご存知の通り、教育格差の是正を実現するために教師派遣事業と学習支援事業を全国で展開している団体です。
参考)Teach For Japan http://teachforjapan.org/
 
また、児童養護施設の子どもを対象に支援しているLiving in Peace(以下、LIP)も、教育を含む機会の上平等を解決し、貧困の連鎖を断ち切り、子どもたちがそれぞれの夢に向けて努力できる社会を実現したという想いがあり、TFJの理念と想いは同じです。
 
また、教師から社会起業の道へ進んだ松田さん、本業を持ちながらパートタイムNPOで社会貢献を目指している慎は、働き方は異なりますが、社会の課題解決のために動いているという共通点があります。
 
当日は、LIP、TFJがともに取り組む「子どもの教育機会の均等《について、また、「社会問題の解決をめざす働き方《について、対談形式で2人に語ってもらいます。
 
本企画は、Livin in Peace内における学びの機会として企画致しましたが、LIPをご支援いただいているChane Makerの皆さまの中にも関心を持たれる方が多いテーマではないだろうかと考え、ご案内させていただきます。
 
直前のご案内で、また、会場の都合で人数に限りがあり恐縮でございますが、参加ご希望の皆さまからのご連絡をお待ちしております。
 
参加希望の方は、
①お吊前 
②お吊前(よみがな)
③メールアドレス
④電話番号(急な変更が発生した際にお電話差し上げます。)
を明記の上、「対談企画 参加希望《というタイトルにて下記アドレスまでメールをお送りください。
livinginpeace.edu@gmail.com

【対談イベント概要】
◆テーマ: 子どもの教育機会の均等
       社会問題の解決をめざす働き方
◆日時 :2013年4月20日(土)10:15~11:15終了予定 (受付10:00~)
◆会場 :AT-garage
      東京都港区新橋6-18-3 中村ビル
      http://ow.ly/jEkMH
 
      最寄り駅:御成門駅(徒歩3分)、大門駅(徒歩7分)、新橋駅(徒歩10分)
◆定員 : 10吊程度
◆参加費 : 無料
 


(5)ロンドンだより


ロンドンから活動している関口です。来月本業の関係で東京に戻ることになったため、ロンドン便りは今回が最後になります。
 
最終回は、イギリスの児童養護施設に住む子どもたちの間における暴力についてです。ここでいう暴力には、性的な暴力を含む身体的なものとともに、言葉による暴力や相手の持ち物を傷つけるなどの行為も含みます。
 
児童養護施設では、様々な年齢やバックグランドを持った子どもたちが一緒に生活することで、グループの中にヒエラルキーが生まれ、その力関係がもとで暴力が生じたり、ヒエラルキーのトップにいた子どもが施設を去るなどといった変化が生じたことをきっかけに、問題が起きることもあります。
 
こうした問題は人目につかない場所で生じることが多く、残念ながら職員が暴力の存在を把握できないケースもありますが、被害者となる子どもたちにとっては日常を脅かす出来事であり、生活に深刻な影響を及ぼします。よって、施設で働く職員の方たちにとって、こうした暴力の発生を未然に防ぐことは重要な課題です。
 
学校教育をベースとした研究によれば、暴力やいじめの防止策の策定にあたっては、職員だけではなく、ソーシャルワーカーや親、子どもたちなど問題に関わる多くの関係者を巻き込むことが効果的であり、さらに随時研修を行ったり、状況の変化に応じた変更を加えるなど、実質的な運用を行うためのフォローアップが重要であると考えられています。
 
また、子どもたちの間では、友人関係を強化することが暴力の防止につながると考えられているほか、比較的安定した状態にある年上の子どもと孤立しがちな年下の子どもの間にメンター制度を導入したり、施設の職員とは別の第三者によるサポートの提供、模範的な行動を取った子どもを表彰する仕組みの導入などが役立つとされています。
 
参考文献: Residential Child Care: Prospects and Challenges (Research Highlights in Social Work Series)


 
(6)LIPメンバーからのメッセージ

こんにちは。Living in Peaceの酒井です。
 
今年の3月に正式なメンバーとしてLIPに加わった入りたてホヤホヤの新人です。現在は、主にFacebookの運用を担当しています。
 
これまでのわたしを振り返ってみて感じるのは、「自分はなんて恵まれた人生を送ってきたんだろう《ということです。毎日ごはんを食べることができて、友人たちと冗談を言い合い、仕事の仲間たちに愚痴をこぼすと慰めてくれる。
 
1995年の阪神大震災で全てを失った時は、「わたしの人生って、もうこれで終わりなんかなぁ・・・《と考えたこともありました。毎日何もせず、割り当てられた仮設住宅でぼーっと過ごしていましたが、たくさんのボランティアの方々が掃除に来てくれたり、話を聞きに来てくれたり、一緒に泣いてくれたりという光景に、「あぁ、こんなんじゃだめだ。死んだ人たちに恥ずかしくない生き方をしなければ《と考えるようになりました。
 
次はわたしが、恩返しをする番!一人でも多くの子ども達に、大きくなってから「自分は幸せだ《と感じてもらえるようなお手伝いをしたいと思います!

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