認定NPO Living in Peace代表の慎泰俊が今会いたい人と、これからの働き方・子どもの未来について語ります
第2回
2013年10月05日(土)
ライフネット生命保険株式会社代表取締役社長兼COO 岩瀬 大輔さん
× Living in Peace 代表 慎 泰俊
【後編】英語さえできれば日本も世界も同じレベル 自分ルールは「コツコツ地道に」
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慎泰俊がいま一番お話ししたい人をお招きする対談企画『働きながら、社会をかえる。』の第二回には、ライフネット生命保険株式会社代表取締役社長兼COO 岩瀬大輔さんをお迎えしました。
岩瀬さんは慎と親しい仲で、Living in Peace(以下LIP)の寄付プログラムChance Makerに寄付いただいている他、外部アドバイザーとしてLIPの活動にアドバイスをくださっています。実は、このブログを始めたのも岩瀬さんのアドバイスがヒントになっています。
自身のキャリア(自分を良くする)と社会貢献(社会を良くする)という二つの要素をうまく取り入れる方法について、ビジネスパーソンとして活躍される岩瀬さんに伺いました。
(企画・構成:Living in Peace 教育プロジェクト)
ライフネット生命保険株式会社代表取締役社長兼COO
岩瀬 大輔さん
1976年埼玉県生まれ。
東京大学法学部在学中に司法試験に合格後、BCG、ICG、リップルウッドを経て、ハーバード・ビジネススクールでMBAを取得。2006年に出口治明氏とライフネット生命を立ち上げ、現在は同社の代表取締役社長兼COO。

慎  :後半戦は、キャリアや働き方について伺っていきたいと思います。岩瀬さんは当初、保険会社の社長になられることを全くイメージしてなかったと伺いました。今就任されて、今後のことはどのようにお考えですか?ずっと会社の社長をするのか、また何か起業することもあるのか、とか。 岩瀬さん(以下、敬称略):
起業をしようとは思わないですね。現在37歳ですから、現職を12年続けると50歳です。するとその後何か別のことをやるとしてもゼロから始めるのは相当大変なことですので。
慎  :そうですね。 岩瀬 :今年の6月から、ベネッセの社外取締役にもなったのですが、これからもいろんな形でお声をかけていただけるとすればそれらをチャレンジと捉えてやっていきたいと思っています。 慎  :政府や業界団体の仕事もされていて、さまざまなミーティングに出席されていると思うのですが、岩瀬さんは圧倒的にお若いですよね? 岩瀬 :生保業界の社長のなかでは、私の次に若い人が56~57歳ですね。でも、37歳はもうそんなに若くないですよ。投資銀行にはそのくらいの年のマネージングディレクターはいっぱいいますし、ダボス会議に行けば僕より年下の人はいっぱいいます。だから35歳を過ぎたらいよいよ若い気がしなくなってきました。 慎  :本当ですか(笑)。 岩瀬 :慎さんはいくつでしたっけ。

慎  :もうすぐ32歳になります。 岩瀬 :そうですか。31~32歳のときはまだ若いんですよ。でも、ある時から急に・・・皆さんも気を付けてくださいね。すぐに若くなくなってしまいますから(笑)。
慎  :いつかダボス会議の本を書きたいと仰っていましたが、行かれて感じたこと、行っていない人に一番伝えたいことはどういうことですか。
岩瀬 :一番感じたのは、最初は「すごいすごいすごい!」だったのが、だんだんと「あれ?実はあまり日本のみんなと変わらないな」というふうに変わったことです。もちろん会社の規模で勝負すると勝てない人はいっぱいいるのですが、あの場では別に実績などは関係なくて、その人の人物で決まるところがあります。つまり、その人の世界観とか語る言葉だけで評価されるということです。
慎  :わかります。
岩瀬 :最初は、ライフネットとか小さい会社だし、と物怖じもしていたのですが、途中から国外の人はそういうことを気にしないな、と気づいて。しかも、ダボス会議の中だとどちらがすごいとか、もはやよくわかりませんから。
慎  :はい、そうですよね。
慎 泰俊 Taejun Shin
1981年東京生まれ。
朝鮮大学政治経済学部法律学科卒、早稲田大学ファイナンス研究科修了。モルガン・スタンレー・キャピタルを経て、現在はPEファンドの投資プロフェッショナルとして様々な事業の分析・投資実行・投資先の経営に関与。
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